2016年5月24日火曜日

クアラルンプール移動3日目~現地のモバイル環境

マレーシア(とくにクアラルンプール)を旅行で訪れるとして、モバイル環境をどのようにすればよいかというのは大きな問題です。事前にいくつかのブログ記事をチェックしたのですが、それらの情報は古い部分も多くてあまり参考にはなりませんでした。とくに、モバイル環境は日々変化しており、半年前の記事すら古くて役立たないことはよくあることだと思います。また、日本人の海外渡航先として、マレーシア(やシンガポール)は多いようで少ないかと思います。そのため、情報の絶対数も限られてくるかと思います。

さて、筆者はNTT DoCoMoのガラケーを愛用しています。国際ローミングサービスを使うとき、マレーシア内音声通話は75円/分、日本宛音声通話は175円/分になります。ちなみに、ショートメッセージは100円/通、電子メールは50円~/通になります。ちなみに、海外パケットホーダイにも対応しているようですが、それなりに高額(最大2,980円/日)になるようです。たとえば、日本宛に生存確認の電話を1通話あたり3分、それを10回かけると30分、すなわち5,250円になります。色々な手間やらトラブルを避けるのであれば、1回の海外旅行にて2万円くらいの支払いは覚悟の上で、利用するという選択肢もあるかもしれません。

これ以外の選択肢としては、レンタルWiFiサービス(例:グローバルWIFIなど)もあります。しかし、以前の記事にて紹介しましたが、筆者はFREETELのPRIORI 3を持っています。PRIORI 3は、2枚のSIMカードを挿すことができるSIMフリーのAndroidスマホです。1.2万円くらいで買えて、普段はOCNのSIMカードを挿して980円/月で運用しています。このOCNのSIMカードの代わりに、マレーシアの現地携帯電話会社が発行しているプリペイドSIMカードを利用してみることにしました。

さて、ツインタワーの地下にあるKLCC駅に併設されているショッピングモール、スリアKLCCにMAXISという携帯電話会社のショップがありました。マレーシアには4つの携帯電話会社があるのですが、たまたま目にとまったという理由だけでこの会社を選びました。ショップのお兄さんに、プリペイドSIMカードが欲しいと告げると、壁にたくさんつり下げら得たSIMカードパッケージから選んでくれと言われました。右上に017からはじまる10桁の数字があるのですが、これが電話番号のようです。すなわち、利用者側で多少なりとも電話番号を選べるシステムになっているようです。


とくにこだわりはなかったので、適当にパッケージをひとつ選ぶと、ショップのお姉さんがお店のカウンター席に案内してもらえました。しくみとしては、HOTLINKと呼ばれるSIMパッケージをMYR10(≓約300円)で購入して、トップアップと呼ばれるSIMカードに通話料金をチャージするようです。ここで、とりあえずMYR20(≓約600円)をチャージしてもらい、ついでに開通手続きをしてもらいました。


SIMパッケージは、通常サイズ、マイクロサイズ、ナノサイズに対応したパターンでした。PRIORI 3の2枚目として利用するので、通常サイズにて剥がして差し込んでみました。APN設定などはとくに必要なく、開通のためにいくつかの電話アクチベーションだけ必要なようです。このあたりに関しては、筆者はお店の人にやってもらったので詳細は不明です。ただし、パッケージにはアクチベーション方法が記載されています。割と簡単にできそうです。お店の人が気を利かせてくれて、既に入っていたOCNシム(docomo)をなくさないようにテープで貼り付けてくれました。

基本的な操作としては、「*100#」に発信すれば、いくつかのメニューが表示されます。ここで、インターネットのデータパッケージを買ったり、チャージ残高が表示されたりできます。このとき、ひとつ大きな問題が発生しました。お店のお姉さんが「マレーシア語」にてアクチベーションをしたようで、メニューが謎のマレーシア語になっています。ブログ記事をいくら探しても解決策が見つけられなかったのですが、筆者は頑張って解決しました。

HOTLINKにてマレーシア語から日本語に直すやり方としては、「Seterusnya」をがんばって探します。出てこないときは、「Menu Utama」とか「Kembali」あたりを駆使しました。そして、「Akaun Saya」あたりをヒントにして頑張れば、「English」とそれっぽい画面が出てきました。筆者の場合、寝る前の時間に設定を変更すると、翌朝からのショートメッセージやメニューは英語になっていました。試行錯誤をしながら、これはヤバイと思えばあきらめて、総当たりをするつもりでがんばりました。

クアラルンプール市内にて利用してみたかんじとしては、案外とLTEの電波をつかんでくれました。ただし、室内や地下道などは、まだまだ3Gになっています。カバレッジに関しては、次回くるときには劇的に良くなっていると思いますので、あまり参考にはならないかもしれません。

国際電話(日本宛)に関しては、「Maxis international call」とかで検索して、公式ウェブサイトから「Japan」を選択すれば情報が得られました。電話のかけかたとしては、「132 00 81 90 XXXX XXXX」となります。仕組みがよくわからないのですが、「132 00」をつけずに、「+81-90 XXXX XXXX」にて通常発信すれば料金が5倍ちかく必要になるようです。参考までに通話料金は、日本の携帯電話宛てがRM0.50(≓約15円)/分、固定電話宛てがRM0.18(≓約5.5円)/分になります。ホテルで無料WiFiが使えて、SKYPEのトラヒックが通れば良いのですが、普通に国際電話をかけたとしても、それなりに安いかと思います。

通信料金は、RM7(≓約210円)/200MB/1週間やRM10(≓約300円)/600MB/1週間あたりのプランが使いやすいかと思います。短期滞在であれば、RM3(≓約90円)/1GB/1日のプランも捨てがたいです。

国内通信料金はHOTLINK同士はRM0.12(≓約3.6円)/分、すべての国内通話はRM0.24(≓約7.2円)/分になります。ショートメールはHOTLINK同士はRM0.01(≓約0.3円)、国内電話宛てはRM0.12(≓約3.6円)になります。従って、連れがいるときは、お互いにSIMフリーの携帯電話にHOTLINKを入れておけば、トランシーバーのように連絡を気軽にとりあえることになります。

ちなみに、筆者は日本宛の定時連絡もHOTLINKを挿したスマホから国際電話をかけています。音質も悪くないですし、いつでもどこでも気にせずに使えて便利です。筆者は割と電話が長いので残高が少なくなってきました。そこで、スリアKLCCのMAXISにてトップアップと呼ばれるチャージをしてもらうことにしました。とりあえず、RM30(≓約900円)をトップアップするとき、お兄さんに声をかけて現金を渡すと、レシートを発券してもらえました。重要なことは、トップアップの電話番号とPINコードです。すなわち、「*111*」のあとにPINコードを入力して、最後に#をつけて発信するとチャージが完了します。ちなみに、公式ウェブサイトをみてみると、コンビニやATMからもチャージができるようです。

2016年5月8日日曜日

イワタニ プチスリムドゥ を買いました

筆者が料理をするときの熱源は、IHヒーターとカセットガスコンロです。これまでは、フルサイズのカセットガスコンロである、イワタニ カセットコンロ カセットフー エコ2を使っていました。しかし、テーブルの上に置くと案外と場所をとってしまうので、小型のカセットコンロが欲しいと考えていました。

そこで、一目惚れして衝動買いをしたのが、イワタニ プチスリムドゥです。大きな鍋を使うことはできませんが、一人暮らしでちょっと何かを温めたりしたいときには便利です。小型ガスボンベ専用というわけではなく、通常サイズのガスボンベも使えるので経済的です。