2016年7月27日水曜日

Glocal Meの状況が少し変わりました

世界中でそれなりの値段で便利で使えるGlocalmeですが、少し状況が変わったようです。

はじめに、Glocalme G2のルーターですが、ファームのアップデートが通知されました。アップデートのデータ容量は約20MBなので、セルラ回線ではなくWi-Fiにてアップデートすることが推奨されました。


そこで、自宅のWi-Fiに接続してアップデートしてみたところ、言語の選択肢に“日本語”が増えていました。これは、本格的に日本でも売っていくのか?その伏線か?と感じました。


そんな矢先、別のニュース源より、GlocalMeの日本語サイト(おそらく正規代理店?)、Glocal net、が登場していると知りました。


GlocalmeをGlocalnetと名前が変わっているだけで、本質的な仕組みは同じようです。


利用できる国や地域も本家とかわらないように思います。この図を見てはじめて知ったことは、国内はdocomoかソフトバンクあたりの単一事業者にて対応していると考えていたのですが、どうやら、そういうわけでもないようです。ということは、国内格安SIMや通信事業者の単体で使うよりも、電波のつかみ具合は良さそうです。


利用料金は、Glocalmeと若干違うようです。まず、端末の購入方法として、毎月1,000円の2年間の分割払い、または一括払いのいずれかになるようです。毎月の利用料金としては、基本料金として400円、それに加えてデータ利用量に合った料金が追加されるようです。ちなみに、2年縛りがあり、1年未満は9,800円、1年以上2年未満は4,900円、2年以上で無料になるようです。購入と契約はよく考える必要がありそうです。


データ利用量に応じた料金ですが、国内では、1カ月単位または1日単位にてパッケージが用意されています。パッケージの規定容量を超えると200kbit/sに帯域制限がかかるようです。個人的には絶妙な値段設定かなと感じました。海外は、1日800円で使い放題ということです。ちなみに、1日あたり300MBを超えると帯域制限がかかって速度が落ちるようです。


たとえば、シンガポールで4日間使うと考えると、Glocalmeは1GB、1年のパッケージを12ユーロ(≓約1,400円)で買って使うかと思います。Glocalnetは、800円×4日=3,200円になります。結局、使い方次第かもしれませんが、筆者の感想としてはGlocalmeで買う方が良い気がします。ただし、手間や日ごろから使うというのであれば、Glocalnetの選択肢もありかと思います。