2016年7月1日金曜日

常備薬を見直しました

海外旅行に行ったときなど、普段とは違う生活環境になれば、体調を崩すことが多少なりともあるかと思います。そこで、普段から常備薬として、いくつかの薬を用意しています。これらをパッキングしておき、イザというときに備えるようにしています。備えておく薬の種類は適宜見直して、入れ換えるばかりではなく、使用期限が切れないようにまわしています。

現在の常備薬は次の通りです。もっと良い薬があれば、教えて欲しいですね...。

解熱鎮痛剤 ロキソニン、タイレノールA、イブA錠EX
総合かぜ薬 パブロンエースAX微粒、ストナジェルサイナスS
目薬 スマイル40EXマイルド
口内炎 サトウ口内軟膏
胃腸薬 ビオフェルミン、トスマック顆粒、大正漢方胃腸薬、新タントーゼA、正露丸糖衣A
皮膚治療薬 ムヒアルファEX、ドルマイシン軟膏、オロナインH軟膏
湿布薬 フェイタス5.0
キズ治療 マキロンSキズ軟膏、絆創膏

解熱鎮痛剤は、急に高熱が出たときや我慢できない痛みに使います。筆者が頼りにしているのは、“ロキソニン”です。ロキソニンは、第一類医薬品なので購入に手間がかかったり、飲むときに注意が必要なので取り扱いに気を使いますが頼りにしています。


困ったときのロキソニンですが、やはり第二類医薬品でもう少し負担の少ない薬を用意しています。まず解熱の目的にて“タイレノールA”、鎮痛の目的にて“イブA錠EX”です。実は今月に入ってこじらせている体調不良ですが、その解熱剤として“カロナール”を処方されました。カロナールは処方薬であるため、市販薬としてはタイレノールAになります。タイレノールAは、ロキソニンと違って、インフルエンザ等の高熱にも利用でき、体への負担が小さいということで安心です。一方で、イブA錠EXは痛みを抑えるために持っています。イブに関しては成分が少なめのタブレットを選択しておき、イザというときはロキソニンと割り切っています。


風邪の症状が出たときは、総合かぜ薬です。筆者は“パブロンエースAX微粒”、“ストナジェルサイナスS”を用意しています。パブロンエースAXは錠剤タイプとこな薬タイプがあります。筆者はこなタイプの方が好きなのですが、どちらにするかは好き好きでしょう。風邪のような症状が出たとき、パブロンエースAXを飲むと、目に見えて症状が軽くなります。もしそうでなければ、すぐに病院に行く方がよいでしょう。

パブロンエースは“ノド”から来る風邪には効果が期待できるのですが、“鼻”から来る風邪にはイマイチです。そんなときは、ストナジェルサイナスSです。高松にいるとき、鼻からきた風邪にパブロンエースで立ち向かったのですが、効果がなかったとき、薬剤師の先生からストナジェルサイナスを紹介されました。ためしに使ってみると、一発で効きました。


胃腸薬は目的別にいくつかの種類を分けています。実は台湾に移動したとき、何かに当たってとても辛い思いをしました。そのとき持参していたのは“太田胃散”でした。太田胃散はストレス等により胃が過剰に働いているのを抑える薬であり、何か“細菌”に当たった場合に飲んでしまうと、むしろ胃の働きを抑制して逆効果になったのではないかと考えました。その反省を活かして、現在の構成に落ち着いています。

はじめに、胃に関するお薬です。トスマックは4種類の消化剤が含まれているので、弱った胃の働きを助けて消化の働きを手助けしてくれます。大正漢方胃腸薬は、“食べる前に飲む”タイプの食前・食間の薬で、弱った胃腸の働きを漢方の力で改善してくれます。


次に、腸に関するお薬です。ビオフェルミンは整腸剤で、お腹に優しい乳酸菌の効果によって他の細菌を追い出して下痢の症状を緩和してくれます。新タントーゼAは、腸内の病原菌に殺菌的に作用して、細菌性の下痢や腸内の異常な発酵による下痢に効果があります。従って、ビオフェルミンで効かない敵(=雑菌・細菌)に腸がやられるときは、腸内に普段から居て消化を助けてくれている味方の細菌たちも犠牲にして、あらゆる細菌を倒す薬です。新タントーゼAと同じような働きをする昔からある薬としては、正露丸糖衣Aです。正露丸に関しては説明は不要でしょう。


最後に紹介したいのは、皮膚に塗るタイプのドルマイシン軟膏です。ドルマイシンには抗生物質が含まれているようなので、殺菌性が必要な使い方ができます。あとは、万能薬、オロナインH軟膏です。

筆者は肩こりがひどくて、湿布薬が手放せません。そのため、湿布薬についてはちょっと勉強しています。昔からあるのは“サロンパス”かと思います。正直なところ、サロンパスで改善できる程度の初心者の方は、これ以降は読んでもムダかもしれません。重要なのは、第二世代といわれるタイプの湿布薬です。

まず、ロキソニンは、痛み止めの錠剤だけではなく、湿布薬としても存在します。しかし、ロキソニンの湿布薬は処方箋が必要です。ケトプロフェンは、処方薬としては“モーラス”として有名かと思います。ケトプロフェンの湿布薬は、市販品も数少ないようですがあるようです。ただし、“光”に注意しながら使わないとダメなために気を使う湿布薬です。そのような気を使うことがないのは、フェルビナクとインドメタシンです。筆者はどちらも使ったことがあるのですが、個人的にはフェルビナク製剤がお気に入りです。“フェルビナク”にするか“インドメタシン”にするかは、個人の自由かと思います。

フェルビナク製剤としては、久光製薬の“フェイタス”になります。ジェネリック系のフェルビナク製剤を試したことがあるのですが、テープ剤に負けてしまいました。また、通常サイズでは筆者の体には小さすぎるので、一度にたくさんのエリアをカバーできる大判サイズを使っています。7枚入りが2パックはいって14枚入りのパッケージですが、もっとたくさん入れて単価を下げて欲しいです。一方、インドメタシンは、同じ久光製薬が出しているサロンパスEXがあります。

あと、よく効くのは、ジクロフェナクとイブプロフェンがあります。筆者はフェルビナク製剤を愛用しているのであまり興味がないのですが、“フェイタスZ”はジクロフェナクを主成分としています。ひと昔までは、ジクロフェナク製剤は第一類医薬品だったので購入に手間がかかり、フェルビナク製剤よりも高価だったので使っていません。また、フェルビナク製剤が筆者の体質に合っているので、結局、誰が何を言っても、フェルビナク製剤で久光製薬のフェイタス(14枚)を大人買いしています。