データパッケージには、ワールドワイドプランとローカルプランがあります(筆者が名付けました)。どういうことかというと、ワールドワイドプランはデータ通信単価が高い反面、有効期限が1年と長く世界中で使えます。一方、ローカルプランはデータ通信単価は安い反面、有効期限が1カ月と短く、指定された地域でしか使えません。
ということは、滞在期間を考慮して、例えば、1Gbyteや300Mbyteあたりのローカルプランにて課金しておき、不足した分をワールドワイドプランから消化するという戦略が妥当かと思います。しかし、Glocalmeのデータパッケージは、現在有効なパッケージが消化されるまでは、次のデータパッケージは利用できないという素敵な仕様になっています。どういうことかというと、ワールドワイドプランを買っていて、ローカルプランを追加で購入して切替えながら使えないということです。
筆者はG2とU2を次のように使い分けることによって、モバイル環境を構築したいと思います。従量課金プランのために、G2とU2に10ユーロをチャージしておきます。これは、パッケージの購入等にはインターネットアクセスが必要であり、とにかくパッケージを購入できるプラス・アルファのネットアクセスの確保の意味です。そして、パッケージプランについては、G2にはワールドワイド、U2はローカルの各プランを充てることにします。
G2
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U2
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従量チャージ
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少 額
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少 額
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現パッケージ
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World wide 1Gbyte
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Initial pkg 1.1Gbyte
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次パッケージ
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World wide 1Gbyte
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ローカルパッケージ
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次回のグアムに関しては、残念なことにローカルプランが用意されていません。そこで、U2の初期プラン1.1Gbyteを先に使って50~100Mbyteだけ残しておいて、G2を消化していきたいと思います。
以上をまとめて、次の通りに課金をしておくことにしました。
G2
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World wide 1Gbyte/365days
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29.9ユーロ
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U2
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従量課金プラン
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20ユーロ
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