2016年2月5日金曜日

ちょコムについて(イマイチ使い道が見えない...)

ここから、筆者の独断と偏見による記述が続きます。

「ちょコム」と呼ばれる複雑な決済サービスがあります。一般にこの手のサービスの代表選手といえばPayPalになります。要するにPayPalの日本版と考えると分かりやすいと思います。国内のPayPalでできないこととして、個人間送金が挙げられます。ずっと昔はできたのですが、日本の法律により取り扱えなくなったという歴史的背景があります。この部分を日本の法律に遵守しているのが「ちょコム」になります。

基本的には、「ちょコムeマネー」と「ちょコム送金」という2大サービスがあると考えます。ちょコムeマネーは、他の電子決済サービス(例えば、PayPayやWebMoneyなど)と同じことができます。ただし、使い勝手は未知数です。


基本的な使い方としては、ちょコム会員登録をして、ちょコムにチャージをします。そして、ちょコムが使えるサービスの決済にてちょコム払いをします。ちょコムに対応しているサービスが壊滅的だったのですが、最近はプリペイド型クレジット決済サービスとして、Master Cardと提携したので、Master Cardが使えるサービスはちょコムが使えるようになりました。


クレジットカード(VISA、Master、JCB)を基本として、コンビニ払い、インターネットバンキング支払いがあります。また、銀行ATMによるペイジーでの支払いもできます。さて、冒頭の議論に戻ると、他の電子マネーとの大きな違いは、ちょコム口座間をeマネーを資金移動させることができます。以前はEdyでも同じようなサービスをやっていましたが、いつの間にかサービスが終了していました。これで、国内唯一のサービスかと思っていると、Facebook、Line、Appleも日本での個人間送金サービスをやりはじめました。明白に、知名度とユーザ数の点で、ちょコムは負けてしまいそうです。


ちょコムから他の電子マネーへのチャージも可能です。ただし、郵送によるプリペイド発行になるために、手数料が発生します。今の時代、オンラインで解決できる問題をわざわざ郵送にする手間とコストを考えると、時代に逆行していると思います。

ちょコムが登場した当初は筆者はかなり注目していたサービスで、割と早い段階にてサービス登録しました。しかし、今さらとなっては、適当なタイミングにて解約も検討しなければならないかもしれません。

[追伸] ペイジーといえば、以前、NTT DoCoMoの支払いにおいて、クレジットカードの登録をしたにも関わらず、請求書がきたので確認の電話をしたことがあります。相手は「バーコードのついた請求書でしょうか?」と尋ねてくるので、「バーコードとは、ペイジー決済のバーコードを指すのですか?」と聞き返しました。

すると、「ペイジーではなくバーコードです。」とオウム返しをしたので、「だから、あなたが言うバーコードとは何のバーコードを意味するですか。今どき、どんな書類にだってバーコードは着いている。例えば、カスタマーバーコード、QRコード、JANコードと。だらか、ペイジーのことでしょ?」と返答すると、「すいませんが、弊社はペイジーは取り扱っておりません。」と返されました。

これには呆れてこれ以上の議論はムダだと分かったので、「あなたは、ペイジーを知らないのですか?そうであれば、上の人に代わって下さい。これ以上、あなたと議論をしてもムダですから。」と上司に代わってもらって、要件を済ませたことがあります。大手の会社の社員であれば、この程度の知識は身につけておいて欲しいものですが、所詮、その程度の知名度だということも分かりました。