2017年9月8日金曜日

モバイルSuicaにEX-ICサービスを紐付けしました

先のブログ記事『EX-IC の iPhone アプリが使えるようになりました』において触れましたが、筆者も EX-IC サービスが利用できるようになりました。せっかくなので、手元のモバイル siuca にも紐付け処理をしておこうと思います。基本的な乗り方の流れとして、ウェブサイトや iPhone アプリより予約を済ませておきます。まず、JR博多駅からJR岡山駅のように、新幹線のみを使う場合に関しては、新幹線改札よりEX-ICをタッチして入出場すればよいことになります。


次に、JR博多駅からJR高松駅のように、在来線の区間がある場合、EX-IC と Suica などの交通系 IC カードを併用する必要があります。一方で、JR四国の駅には自動改札がないことがありますので、そのような場合は紙のきっぷを併用する必要があります。この場合は、suica の代わりということになるかと思います。在来線の区間がある場合は、EX-IC サービスは少し使いにくいように思います。とくに、紙のきっぷしか使えない場合は、さいしょから全区間を紙のきっぷで発券してもらうのが正解に思いました。


本日のブログ題目にありますように、筆者はモバイルsuicaを利用しています。具体的には、NTT docomo のガラケー N03D に搭載されているモバイル suica と、iPhone SE と Apple Watch 2 を併用した Apple Pay の suica になります。


Apple Pay の suica については EX-IC サービスと連携させることはできませんが、ガラケーのモバイル suica については紐付けすることができるようです。また、ガラケーに EX-IC を紐付けした後であっても、これまで通りにカード型 EX-IC も併用できるようです。素直に先述した利用ケースの中では、「EX-IC と Suica などの交通系 IC カードを併用する」場合に相当すると考えるべきかと思いました。


EX-IC サービスが利用できるようになってから、新大阪~東京の区間だけではなく、博多~東京の区間でも非接触ICカードでの利用ができるようになりました。筆者は、松山・福岡・高松を拠点にしていますので、旧サービスは利用することがありませんでした。例えば、東京に行く用事があれば飛行機を使いますし、新幹線を使う場合であっても全区間を紙のきっぷを発行せざるを得ないかと思います。今回のサービス拡張で、山陽新幹線の区間が利用できるようになったのは大きいと思います。さらにいうと、ガラケーのモバイル suica に紐付けすることができましたので、究極的にはガラケーだけで完結できるいえます。


スマホに比べてガラケーは肩身の狭い思いをしていますが、日本独自の進化を遂げてた携帯電話は国内では最強ということかもしれません。スマホとガラケーのどちらか一方だけを選んで選択しなかった方を攻撃するよりも、むしろ両方を持ってしまって良いとこ取りをする戦略も悪くないかなと思いました。