2019年1月25日金曜日

JAL Global walletを申込んでみました

 日本航空(JAL)がJAL Global walletと呼ばれる新しいカードを発行したようです。筆者は年末に届いていた案内メールで存在は知っていたのですが、忙しくてチェックできずにいました。かるく眺めてみると良さそうでしたので、結論として申込むことに決めました。



JAL Global walletの概要


 JAL Global walletは海外プリペイドカードに分類され、事前にカードにお金をチャージしておき、チャージした金額の範囲内で利用できるプリペイドカードになります。同様のカードとして、筆者は海外プリペイドカードGAICA(新生銀行)マネパカード(マネーパートナーズ証券)ネオマネーカード(セゾン)を持っています。また、セブン銀行のキャッシュカードにつきましては、普通預金の残高の範囲内で利用可能なため、JAL Global Walletと同様の機能が付帯されています。

 JAL Global walletの特徴としては、日本円、米ドル、欧ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージランドドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、タイバーツ、シンガポールドル、マレーシアリンギット、中国人民元、台湾ドル、韓国ウォンの14通貨の外貨建て決済に対応しています。スマホアプリを使って自分が好きなタイミングで日本円を外貨に両替でき、また外貨を日本円に再両替することも可能なようです。手数料については、筆者の場合、指定銀行口座を持っていませんので、チャージの際に 200円、ATM 出金の際に 200円の手数料が発生します。

類似カードとの比較


 JAL Global Walletはチャージの際に200円の手数料が必要になり、住信SBIネット銀行の口座を保有している場合は無料になります。筆者保有のGAICAマネパカードネオマネーカード、セブン銀行キャッシュカードは無料ですので、チャージ手数料が必要な点においてJAL Global Walletはイマイチです。ATM出金に関しては、GAICAは無料、残り3種類のカードは有料になりますので、出金手数料の点においては許容範囲かと思います。

 セブン銀行キャッシュカードネオマネーカードは、カード利用の際の為替レート(VISAインターナショナルのTTS)が適用になりますが、JAL Global Walletはスマホアプリで自分のタイミングで両替することができます。そのため、海外渡航を控えた数ヶ月前からドルコスト平均法に従って両替すれば、為替レートの変動による高づかみのリスクを軽減(ヘッジ)できるかと思います。例えば、例えば1,000ドル必要であれば、毎週100ドルずつ両替することにより、両替レートは平均化されますので、大きく得をすることもなければ、大きく損をすることもないように思います。

申込み手順


 両替手段の選択肢が多いことは歓迎できます。ネオマネーカードを解約して、その代替としてJAL Global Walletを使ってみたくなりました。そこで、申込み手順としては、ウェブ上から申込み手続きを行い、カード本体が届いたあと初期設定などをすすめるようです。




申込み手続きを済ませました


 JALマイレージ会員ウェブサイトから個人ページにログインを済ませた後、JAL Global Walletカード申込みのボタンを押しました。思ったよりも簡単でした。


 カード申込みに先立ち、JAL Global Walletの概要を箇条書きで説明されました。筆者がチェックしていなかった項目として、JALタッチ・アンド・ゴーと呼ばれるペーパーレスのチェックインが利用できる点は良いです。また、200円あたり1マイル付与される点もうれしいです。


 筆者はすでにJALカード(クレジットカード)を利用しているのですが、JALカードとは別にJAL Global Walletカードが発行されるようです。従って、同じJALマイレージ会員の番号が記載された2枚のカードを並行して利用する形になるみたいです。そういうシステムだろうと思い込んでいたのですが、ここで明確に説明されましたので安心いたしました。


 このあと、いくつかの確認と同意の手順を踏み終わると、申込み完了のページが表示されました。それと同時に、申込み確認のメールが届きました。


 約3週間以内にカードが発行されるようです。カードが届きましたら、初期設定を行いたいと思います。ひとまず、本日はここまでです。