くわえて、オプションとしてマルチメディアクレジットをチャージすることにより、写真、動画、電話をかけられるようになります。マルチメディアクレジットの料金は次の通りです。クレジット数をたくさん買っても割引きはないようですので、2,000クレジットずつ買うのが正解かと思います。
クレジット数
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料金(ユーロ)
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単価(円/クレ)
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2,000
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13.07 | 0.784 |
5,000
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32.67 | 0.784 |
10,000
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65.34 | 0.784 |
次に、マルチメディアクレジットを消化するデータ通信については、世界中をゾーンに分けて、次の通りの単価にて消費されていきます。
ゾーン
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マルチメディアクレジット
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(Credits/MB)
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(円/MB)
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1
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50 | 39.2 |
2
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100 | 78.4 |
3
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150 | 117.6 |
4
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200 | 156.8 |
5
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300 | 235.2 |
6
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750 | 588.0 |
ほとんどの国はゾーン1に該当するようですが、筆者が滞在する可能性のある国だけ抜粋して次に示します。例えば、LINE Outを用いた音声通話であれば、3分あたり1MB程度を消化するので、ゾーン1の国であれば3分あたり40円になるかと思います。
ゾーン
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対象国
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1
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米、英、仏、独、伊、加、中、豪、印、日本、
香港、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾
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2
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アラブ首長国連邦
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3
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4
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5
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6
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ベトナム
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最後に通信ルートと1分あたりの通話料金をまとめます。docomo国際ローミングと衛星サービスは切り札にとっておいて、移動であればハローシム、固定であればブラステルとなるかと思います。一方で、インターネット環境が上手い具合に利用できれば、Skypeが最安値になります。筆者の場合、Office 365の特典にて毎月60分の通話が無料ですし、月額プランを必要に応じて1カ月単位で加入(して、不要になればすぐに解約)にて通話単価が抑えられるかと思います。これに加えて、ChatSimとLINE Outの組み合わせについても、案外と良いかなと思います
通信ルート
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料金(1分あたり)
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docomo
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180円(仏)、280円(伊)
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Satellite
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160円
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Hello sim
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65円
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Brastel
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27円(仏)、28円(伊)
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LINE Out + ChatSim
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27.1円
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Skype
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10.8円
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戦略として、緊急時はdocomoと衛星、急ぎのときはハローシムとブラステル、常用として手間がかかりますが安価な手段として、ホテルWIFI+Skype、GlocalMe+Skype、またはChatSim+LINE Outとなります。
なるほど。