2018年8月19日日曜日

海外での両替手段の確認をしました

先日のブログ記事『新生銀行のキャッシュカードが海外で使えなくなるようです』にて、ふと思い立ったことです。筆者は海外ATMからの出金サービスの選択肢として、何があるのだろうか?と確認しておくことにしました。

クレジットカード国際キャッシング:クレジットカードのキャッシングサービスは、海外キャッシングとして、海外ATMから現地通貨を引出すことができます。筆者が保有するクレジットカードの中では、三井住友VISAカードだけが利用できます。両替レートは VISA インターナショナルが定めるレート、手数料は 1 回あたり 108円から216円が加算されます。また、キャッシングは端的にいうと借金ですから、年利 16% の金利が必要です。

国際キャッシュカード:銀行キャッシュカードのなかには、海外の ATM で使うことができるカードもあります。筆者が保有するカードでは、新生銀行キャッシュカードを除けば、セブン銀行のキャッシュカードが該当します。両替レートは JCB が定めるレートに 3%を加算、手数料として 1 回あたり 108円が必要です。また、新生銀行 GAICA と呼ばれるチャージタイプのカードについては、VISA インターナショナルが定めるレートに 4%を加算、都度手数料は無料で使えます。

従って、筆者は GAICAカード、セブン銀行キャッシュカード、三井住友VISAカード (国際キャッシング)の3種類が利用できることが分かりました。また、利用金額に対する手数料をシミュレーションしてみました。現実的な利用金額である 5,000円程度では、確かに三井住友VISAカードが手数料が安いのですが、繰上げ返済等の手間を考えると、GAICAでもセブンでも良いように思いました。一方で、例えば、一括して 20,000円程度の金額を引き出したいときは、繰上げ返済の手間を考えても、三井住友VISAカードを利用するのが正解かなと感じました。

利用金額
GAICA
セブン
三井住友
1,000 40 138 112
2,000 80 168 117
3,000 120 198 121
4,000 160 228 126
5,000 200 258 130
6,000 240 288 134
7,000 280 318 139
8,000 320 348 143
9,000 360 378 147
10,000 400 408 260
11,000 440 438 264
12,000 480 468 269
13,000 520 498 273
14,000 560 528 277
15,000 600 558 282
16,000 640 588 286
17,000 680 618 291
18,000 720 648 295
19,000 760 678 299
20,000 800 708 304