2016年8月24日水曜日

モバイルバッテリー再考

シンガポール移動に備えて、モバイルバッテリーを用意しておこうかと思います。

最近の若い人たちは、スマートホンに加えてモバイルバッテリーを併せて持っているかと思いますが、筆者はそこまでの対策はしていません。一方で、普段とは違うエリアに移動するときは、モバイル機器が使えなくなることを防ぐために、モバイルバッテリーを携帯しています。

モバイルバッテリーといえば、リチウム充電池(リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池)、または乾電池(アルカリ乾電池やリチウム乾電池)を使ったものが主流かと思います。とくに、リチウム充電池を使ったタイプは、繰り返し充電して利用することができるので、普段使いとしては優秀です。一方で、リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池は、小型の爆弾と言っても言いすぎではないくらい、取り扱い方を間違えると危険な代物です。

本題にはいると、筆者は単三乾電池を2本使ったモバイルバッテリーを持ち歩いています。ちなみに、USBは5V、乾電池は2本で3V、ということで、昇圧型DCDCコンバータを使っていることは容易に想像できます。そのため、様々な要因を総合的に判断すれば、パワーのあるリチウム乾電池を専用に使うのが正解のように思います。

そのため、リチウム乾電池を使ったモバイルバッテリーは、使い捨て、単価が高いという欠点はありますが、軽い、パワーがある、長期保存が可能という長所で相殺できると考えています。リチウム乾電池の入手性はそれほど良くありませんが、国内ではパナソニック製、国内・海外ではエナジャイジャー製が汎用品かと思います。


リチウム乾電池を2本使ったモバイルバッテリーは、小型、軽量、パワーあり、長期保存ができるなど、いざというときに頼りになります。しかし、入手性が容易なアルカリ乾電池を使って、もう少し容量の大きなタイプはないだろうかということで、筆者は乾電池を4本使ったモバイルバッテリーも準備しています。

普段持ち歩くバッグには、リチウム乾電池2本のタイプしか入れていませんが、外出するときは、乾電池4本タイプも併せて持って行きます。単三アルカリ乾電池であれば、国内・海外問わずに、どこでも安価に入手できるかと思います。一度使い切ってしまえば、新しい乾電池を入手すれば、またバッテリーが復活です。


経験的に、乾電池を使ったモバイルバッテリーは、モバイル端末の充電残量が30%くらいのときに充電をはじめて、1時間くらいにて一気に充電して60%~80%くらいまで充電残量を増やすくらいの能力かと思います。充電の途中で中断して、再び充電をはじめても、充電残量の伸びがあまりないように思います。筆者は新品の電池を入れておき、先の要領で充電を行い、もったいないようですがそれで使い捨てにしています。

途中で中断したいとき、環境エコのことを考えると、リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池を使ったモバイルバッテリーは必要かと思います。最近の大容量バッテリーを満タンにする能力はないかもしれませんが、筆者はパナソニック製のコンセントを内蔵しているモバイルバッテリーを持って行きます。カテゴリーとしては、充電池が搭載されたACアダプターという商品かもしれませんが、細かいことは良いかと。

入力の商用電源としては、交流100V~240V/50・60Hzになります。そのため、国内だけではなく海外でも使うことができます。ちなみに、モバイルバッテリーの容量は1,880mAh (3.7V)、そして、iPod touchやガラケーは1,000mAh、iPad air2は7,300mAhであることを考えるとき、小型スマホやガラケーは満充電を1回、タブレットPCや大型端末は20~30%位の残量アップに貢献できそうです。


参考までに、重量は次のとおり。

充電器(乾電池2個)
53g
充電器(乾電池4個)
133g
充電器(リチウムイオン)
112g

乾電池(リチウム)
58g
乾電池(アルカリ)
95g

乾電池4本タイプよりも、リチウムイオン電池タイプのモバイルバッテリーの方が軽いというのが意外でした。また、アルカリ乾電池とリチウム乾電池を比べると、倍半分というのも驚きです。たしかに、乾電池の重さというのは感覚的に皆知っているかと思いますが、その先入観でリチウム乾電池を持つと、一瞬『ん?軽い!?』と声が漏れてしまうかと。

スーツケースの隅っこに、こそっと入れておいても荷物にはならないかなと....。