2017年8月22日火曜日

楽天モバイル 海外SIM にチャージしました

先のブログ記事『楽天海外SIMカードを発見!~基本スペック』や『楽天・海外SIMカードが届きました』にて紹介いたしました、楽天モバイルが提供する海外SIMについて、シンガポール移動に備えてスマホにセットアップしたという話題です。ちなみに、楽天市場から購入することができまして各プランの購入などについては公式ページより行うことができます。

あらかじめ申し上げておきますが、楽天市場でのレビューはすごぶる評価が悪いです。その大きな理由といたしましては、この楽天モバイル 海外SIMはクセが強くて、それなりに、モバイル関連の知識がなければ取り扱うのは難しいかと思います。素人さんは手を出さないことをおすすめします。

初期設定として、楽天海外SIMアプリのセットアップを行うべきでしょうが、アプリをインストールしなくてもウェブブラウザからプランの購入やチャージは可能です。次に、SIMカードをSIMフリーの端末に取り付ける必要があります。筆者は『海外スマホの紹介』においても述べましたが、Priori 3 LTE のスロット1に楽天モバイル海外SIMを取り付けています。もし、データ通信をしたい場合は APN の設定をする必要がありますが、楽天モバイル海外SIMのデータ通信プランは割高であるため、あえて APN の設定をしていません。そのため、インターネットに接続できないためにデータ利用料は発生せず、単に、音声通信とSMSのみで利用するというシナリオになります。


音声通話の発信については、日本国外において、コールバック方式にてかけることができます。すなわち、相手先の電話番号を入力して発信すると一度電話が切れて、自分の電話に着信があります。その電話を受けると、相手先の電話の呼出しがはじまるという流れになります。


また、日本とシンガポールは Zone 2 に分類されるため、1分あたりの音声通話について、発信が56円(参考:ドコモ国際ローミングは175円)、着信が31円(参考:ドコモ国際ローミングは155円)になります。また、ショートメール(SMS)は1通あたり33円(参考:ドコモ国際ローミングは100円)となります。Skype などの IP 電話と比較すると高額なように思えるかもしれませんが、モバイル環境で PSTN を使うのであれば許容範囲かなと思います。

また、LTEには非対応で、かつ3G-WCDMAもバンド I のみであるために、明白にデータ通信は厳しいと考えるのが自然かと思います。間違っても、「遅すぎて使えない」とか2G-GSMのGPRSは極めて低速なのでつながっていないように思えて「インターネットに接続できない」といった批判をされるような素人さんは、別のサービスを活用するべきかと思います。


さて、楽天モバイル海外SIMにパソコンからチャージをしたいと思います。まず、公式ホームページにアクセスして、ログインします。


ダッシュボードより、「購入」ボタンを押します。


次に、購入する金額を選択します。とりあえず、1,000円分だけチャージしたいと思います。


支払いは楽天市場での買物と同じ要領になりまして、筆者は楽天ポイント(期間限定)を消化させたいので、ポイント払いにしてみました。


購入の処理が終わると、元の楽天モバイル海外SIMのページにリダイレクトされます。


正しくチャージされたかどうか、ダッシュボードより確認してみました。残高が1,000円増えて、有効期限がリセットされて1年間になりました。


楽天モバイル海外SIMのモバイルアプリからチャージをしようとすると、謎のエラーが発生してチャージできないことが多々あります。そのため、素直にウェブサイトからチャージしてゆくのが正解で、スマホアプリは残高の確認程度の用途に割り切るべきかなと思います。