2017年8月2日水曜日

SMBC デビット vs. GAICA プリペイド

三井住友銀行のキャッシュカードにVISAデビットサービスが付帯しているのは、賢明な読者の皆様であればご存じかと思います(参考:『三井住友銀行がVISAデビットサービスをはじめるようです』)。そして、今夏にも type A/B 準拠の電子マネー VISA payWave が付帯してグレードアップされるとアナウンスされていまして(参考:『三井住友銀行 SMBC デビットがpaywaveに対応!』)、すっかりと忘れていた頃にヒッソリとサービスがローンチされていたようです。


スペックを見てみると、VISAデビットカード、電子マネーiD、そして電子マネーpayWaveの3種類の決済機能が1枚のカードに集約されています。ちなみに、筆者は、iDとpayWaveのどちらかを選択するのかと思っていたのですが、どうやら両者を1枚のカードに組み込んでいるようです(驚)


筆者としては、先日入手いたしました、新生銀行アプラス系列の GAICA がありまして、そちらにも payWave 機能はあるので、とりたててSMBCのデビットに飛びつく理由はありません。ただし、両者を比較してみると、細かい部分で差異がありまして、なかなか心が揺れる代物に仕上がっているように思います。手数料関係は次の通りです。

GAICA
SMBC
電子マネー
payWave
payWave, iD
外貨ATM手数料
0円
108円
為替手数料
4%
3%

現地ATM設置業者が独自に手数料を請求する場合を除けば、10,000円以下はGAICA、10,000円以上はSMBCと使い分けるのが正解かもしれません。一方で、素直に三井住友VISAカードのキャッシングを使い、かつ繰り上げ返済をした場合の方がさらにお得といったところでしょうか。

いずれにせよ、あとは好みの問題ということになりますでしょうかね。